2011年 05月 07日
Vol.031 BUG |
その言葉の響きが懐かしいパニック映画と言えば皆さんご存知のように、災害や大惨事などの突然の異常事態に立ち向かう人々を描いた映画のジャンルですが、70年代には「ポセイドン・アドベンチャー」や「タワーリング・インフェルノ」などの大惨事を描いた映画が大ヒットと、ここに一大パニック・ブームが巻き起こるわけですがそんな大惨事モノにまぎれて登場したのが「ジョーズ」を筆頭とする動物パニック映画で、大掛かりなセッティングを必要とする災害映画よりも、遥かに低コストで効率のよいこの動物モノを映画界の山師たちが見逃すわけはなく、サメに続けとばかりにシャチにピラニアにクマからヘビまで、生き物と名前がつくモノであればなんでもパニックにするという傍若無人ぶりで、今宵もそんな駄名作映画をお送りする『モンドビデオ』です。
原題:BUG ・1975-US William Castle Productions
邦題:燃える昆虫軍団 76年 日本劇場公開作 VHS廃盤 DVD国内未発売
製作:ウィリアム・キャッスル 監督:ジュノー・シュウォーク
脚本:トーマス・ペイジ 音楽:チャールズ・フォックス
出演:ブラッドフォード・ディルマン、ジョアンナ・マイルズ、アラン・ファッジ
パトリシア・マコーマック、リチャード・ギリランド、ジェシー・ヴィント
1988 Paramount Pictures-US ¥3,000〜 YAHOO AUCTION
そんななか数多くの亜流品が垂れ流されたのが、如何に小さい生物で予算を抑えられるかを前提にした昆虫パニック映画で、特に蜂や蟻なんてのはどれがどの映画だったか分からないくらいに存在しますが、こちら『燃える昆虫軍団』は誰もが苦手なゴキブリを主体とした昆虫パニックで、正直って昆虫とは言い難い害虫をメインとした隠れた名作で、こちら日本でも劇場公開され、テレビ放映で観た方も多くいてる作品ですが、50〜60年代に活躍した映画興行師のウィリアム・キャッスルの遺作だけにマニア度も高く、かのギミックの帝王として公開当時は劇場に本物のゴキブリを撒く意気込みだったとか。
そんな感じで映画のストーリーは、とある田舎の大地震で突如姿を現した古代の生物らしき昆虫が、炭素を餌とするために自ら発火するという性質で街を火の海にしますが、現代の地球の気圧に絶えられないために自然に消滅と安堵したところ、ひとりのキチガイ博士がその生物とゴキブリを異種交配させて事態は最悪に!!とまぁ、ゴキブリの進化過程に知性が芽生えて人間を襲う様に何の説明もありまりませんが、集まったゴキブリが人文字ならぬ虫文字で”WE LIVE"(俺たちは生きている)と描く滑稽さに開いた口が塞がりません。
★ブログ掲載の商品に関するお問い合わせはこちらまで☞☞☞kyzmond@aol.com
邦題:燃える昆虫軍団 76年 日本劇場公開作 VHS廃盤 DVD国内未発売
製作:ウィリアム・キャッスル 監督:ジュノー・シュウォーク
脚本:トーマス・ペイジ 音楽:チャールズ・フォックス
出演:ブラッドフォード・ディルマン、ジョアンナ・マイルズ、アラン・ファッジ
パトリシア・マコーマック、リチャード・ギリランド、ジェシー・ヴィント
そんななか数多くの亜流品が垂れ流されたのが、如何に小さい生物で予算を抑えられるかを前提にした昆虫パニック映画で、特に蜂や蟻なんてのはどれがどの映画だったか分からないくらいに存在しますが、こちら『燃える昆虫軍団』は誰もが苦手なゴキブリを主体とした昆虫パニックで、正直って昆虫とは言い難い害虫をメインとした隠れた名作で、こちら日本でも劇場公開され、テレビ放映で観た方も多くいてる作品ですが、50〜60年代に活躍した映画興行師のウィリアム・キャッスルの遺作だけにマニア度も高く、かのギミックの帝王として公開当時は劇場に本物のゴキブリを撒く意気込みだったとか。
そんな感じで映画のストーリーは、とある田舎の大地震で突如姿を現した古代の生物らしき昆虫が、炭素を餌とするために自ら発火するという性質で街を火の海にしますが、現代の地球の気圧に絶えられないために自然に消滅と安堵したところ、ひとりのキチガイ博士がその生物とゴキブリを異種交配させて事態は最悪に!!とまぁ、ゴキブリの進化過程に知性が芽生えて人間を襲う様に何の説明もありまりませんが、集まったゴキブリが人文字ならぬ虫文字で”WE LIVE"(俺たちは生きている)と描く滑稽さに開いた口が塞がりません。
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by mondvideo
| 2011-05-07 16:46
| パニック映画